インドに入国!バラナシ空港から市内への移動方法

バラナシ空港アクセス

ずっと行きたかったけど、なかなか行く勇気が出なかった国、インド。
特にガンジス川が流れるヒンドゥー教の聖地・バラナシ(Varanasi)は、一番行きたかった場所。
インドらしさが詰まっていて、旅人なら一度は訪れてみたい場所ではないでしょうか。

日本からバラナシ空港への直行便はないし、インド国内を飛行機移動する人も少ないと思いますが、空港から市内へのアクセス情報が少なかったのでシェアします。これからインドへ行く人の参考になれば幸いです。

この記事でわかること
  • インド入国の注意事項
  • バラナシ空港から市内への移動方法

わたしはタイのバンコクからインドのバラナシへ、飛行機で入国しました。

乗ったのはIndiGoというインドの航空会社。LCCにしては座席の圧迫感がなくて快適だったよ!

目次

バラナシから入国した理由

IndiGo航空の機内

北インドを旅する人はデリーまたはコルカタに到着し、そこから電車でバラナシへ移動するケースが多いと思いますが、わたしの場合は

  • デリーとコルカタへは行かなくてもいい
  • できれば寝台列車に乗りたくない
  • 飛行機のほうがコスパがいい

という理由で、直接バラナシ行きの航空券を取りました。

バンコク→バラナシが1万円
バンコク→コルカタが6千円(当時)
コルカタ行きのほうが安かったけど、結局そこからの移動でまたお金と時間がかかるのを考えるとコスパ悪いなと思ったんです。

ちなみにコルカタからバラナシまでの寝台列車は、多くの日本人が利用するクラス(3A/2A)で1,600~2,300円。所要時間は15時間。
飛行機なら1時間で行けて約5,000円。

寝台列車の一番いいクラス(1A)は、飛行機とほぼ同じ料金。

インドで列車に乗るのは旅の醍醐味のひとつですが、大幅に遅れる可能性もあるし、車両によってはエアコンがなかったり治安が悪かったりしてストレスになることがあります。

だったら数千円多く払って、早く、快適に移動するのもアリかと!

これからバラナシへ移動する人、飛行機も選択肢に入れてみては。

インドの入国審査

バラナシ上空の景色

インドに入国する際、心配だったのが下記2点。

  • 出国する航空券がなくても大丈夫か
  • ビザに問題ないか

インドの出国チケットが必要?

結論から言うと、なくても大丈夫でした。

わたしは持っていなかったのですが、タイの空港では、チェックイン時に「インドを出国する航空券がないと、インド行きの飛行機に乗れない」と言われました。

インド政府のホームページ(Indian e-VISA)には「International travellers should have return ticket or onward journey ticket」と記載があり、mustとは書かれていないから大丈夫だろうと思って、予約しなかったんです。

いつどこで出国するか決めてないし予約できないな…と困っていたら

  • クレジットカード番号を教える
  • タイの出国審査で通してもらえない可能性があることを了承する

という条件で搭乗券を発券してもらえました。

結局、タイの出国審査でもインドの入国審査でも航空券の確認はされず、問題ありませんでした。

とはいえ、たまたまかもしれませんので、当日スムーズに手続きするためにも可能なら出国する航空券は予約しておいたほうがいいと思います。

インドビザの取得

次にビザについてですが、バラナシ空港ではアライバルビザは申請できないため、事前にインターネットでe-VISAを申請しました。

インドに到着すると、すぐに空港職員が入国カードを持ってきてくれて、書いたらあっちのe-VISAカウンターに行ってねと教えてくれました。飛行機の乗客はほとんどインド人だったので、外国人用のカウンターはガラガラでした。
 
e-VISAカウンターでは、ビザ申請時に届いたEメールを見せるだけで手続き完了。
ビザのコピーは必要なかったです。

その後、簡単なセキュリティチェックを受けたらすぐ到着ゲート。

空港内には、両替所、プリペイドタクシー窓口、観光案内所、綺麗なトイレ(無料)があります。
バラナシ空港は本当に小さいので迷うことはまずありません。

空港から市内へのアクセス

バラナシ空港 / Lal Bahadur Shastri Airport

バラナシ空港から市内までの移動方法は3つ。

  • プリペイドタクシー
  • シェアタクシー
  • エアポートシャトルバス

バラナシ空港の周辺にリキシャー(トゥクトゥク)はいません。
真偽はわかりませんが、タクシー運転手の圧がかかっているからという噂も。

プリペイドタクシー

料金:700ルピー前後(約1,080円)/1台
所要時間:40分~1時間
支払方法:空港内のプリペイドタクシーカウンターにて

料金は目的地によって違います。
空港内のカウンターに料金表が貼ってあり、乗車前に確認できます。

こんな人におすすめ
  • 3人以上のグループ
  • 観光時間が限られている人
  • 快適に移動したい人

バラナシは入り組んだ細い道が多く、特にガンジス川付近は車が通れません。
宿の場所によっては少し歩く必要があります。

また、夕方のラッシュ時はひどい渋滞のため、1時間半くらいかかることもあるそうなのでご注意を。

エアポートシャトルバス

料金:30ルピー(約46円)
所要時間:約40分
出発時間:10:30、13:30、16:30、18:30
乗り場:空港を出て左側
支払方法:バス車内にて現金払い

バスはバラナシジャンクション(Cantt)で降車。

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • 2023年11月16日(木)
    飛行機でカジュラホからバラナシ空港に来ました。バスを使おうと思い、空港内の案内版には
    バスの表記がなく、案内係りに聞いたら、空港の外に出ればあるとのことでした。空港敷地内からの直結のバスはないようです。
    エアポートパークと空港駐車場を歩いて抜け、突き当たりの道路を右に行き、完全に空港外のエアポートロードを南へ300〜400m歩いた所で、道路沿いの屋台の定員にシティバス乗り場を聞いたところ、ちょうどそのシティバスが前を通り、屋台店員が止めてくれました。全体黄色のバスで、バス停といった特定の所はなく、手をあげてタクシーのように止めて乗ります。空港からの旅行荷物を持った乗客が多く乗っていたので、敷地外のどこかに乗る場所が
    あるはずです。料金はほぼ空港から乗ったので、バラナシ鉄道駅まで140ルピー。
    いつでも乗客を乗せられるよう、ゆっくり走るので、鉄道駅まで小一時間かかります。

  • 追記:エアポート敷地外に最初の乗り場があり、その後は手を挙げて乗ります。降りたい時は、車掌が同乗しているので、降りたいと言えばそこで降ろしてくれます。料金は車掌が受け取りに来ます。到着駅はバラナシ鉄道駅です。

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