海外旅行で心配なのは「お金の管理」ですよね。
治安がいいと言われている国でも、スリやひったくりは日常的に起こっています。
日本の感覚で旅すると、あっという間に財布ごと盗られてしまいます。
30カ国以上旅したわたしがおすすめするのがセキュリティポーチ。
もうこれなくして海外旅行はできません!セキュリティポーチを財布代わりに使用しています。
わたしなりのベストなお金の持ち歩き方をシェアします。世界一周したときも、この方法で一度も盗まれませんでした。
- どんな財布を選べばいいのか
- お金はどこに分散させたほうがいいのか
- スキミングはどう防ぐのか
海外を安全に旅できるよう、参考になれば幸いです。
お金の持ち歩き方
わたしはお金を3つに分けて持ち歩いていました。リスク分散はとても大事。
- セキュリティポーチ(メイン財布)
- 小銭入れ(強盗リスクがある国のみ)
- バックパックの奥底(万が一のとき用)
一つずつ詳しく説明していきます。
セキュリティポーチ
海外へ行く際、よほどの短期旅行か治安のいい国でない限り、財布は持っていきません。
代わりに、腰に巻くタイプのセキュリティポーチを持っていきます。
セキュリティポーチの中に、現金、カード、パスポートを入れています。
わたしはこの「セキュリポ」を愛用。
この中に、現金、カード、パスポートを入れています。
このセキュリティポーチはスキミング防止機能も付いているので、カードを入れていても安心です。
治安が良くない国では、iPhoneも入れていました。
入れると重くなる&厚みが出てしまいますが、許容範囲内です。
ウエストポーチというと「おじさんくさい」「ダサい」というイメージを抱きがちですが、ズボンの内側に付ければ外からは見えません。目の前でお腹をめくられない限り、盗まれる心配もありません。
これを付けたまま眠れるので、安宿のドミトリーでも安心!
小銭入れ
強盗リスクがある国では、強盗対策として小さな財布(小銭入れ)も持って行きます。
20ドルくらいの現金を入れておき、強盗に遭ったらすぐ差し出せるようにするためです。
アジアなど比較的治安が良い国では、この小銭入れは使いません。
リスク分散は大事なのですが、強盗に遭う確率よりも紛失する可能性のほうが高いため、下手に分散するより1つに集中して守ったほうがいいという考えからです。
バックパックの奥底
万が一のとき用に、バックパックの奥深くに約10,000円分のお金を隠していました。
出かけるとき、バックパックは基本的に宿に置いていきます。当然、盗まれるリスクもあります。
でもこれは、身ぐるみ剥がされて全財産がなくなったときの保険として、最悪失くなってもいいお金だと思って入れていました。
ぱっと見てお金だとわからないように、飴やチョコレートの袋に入れてたよ!
スキミング対策
セキュリティポーチにはスキミング防止機能がありますが、どうしてもATMでのスキミングは防ぎようがありません。
対策として、銀行口座の引き出し金額に上限を設定しています。
また、日本で銀行口座を3つ持っていたので、世界一周時には下記のように財産を分散しておきました。
- メインバンクはカードの引落先に設定しない
- カードの引落先を2つの口座に分散
- 口座には10万円だけ入れておく
こうすることで、スキミングされてしまったとしても数万円の損失で済みます。
不正利用されて100万円近く失った旅人もいますので、ちょっと手間ですが、念には念を!
ちなみに、一度アルゼンチンのATMを利用したときに不正利用されたことがあるのですが、その時は無事に戻ってきました。履歴をこまめにチェックして、怪しい引き出しがあったらすぐにカード会社に連絡しましょう。
まとめ:セキュリティポーチはスリ対策におすすめ
- セキュリティポーチ(メイン財布)
- 小銭入れ(強盗リスクがある国のみ)
- バックパックの奥底(万が一のとき用)
徹底しすぎかもしれませんが、対策を重ねて困ることはありません。
お金がなくなって旅を続けられなくなったら元も子もありませんから、渡航先に応じた対策・管理をおすすめします。
このセキュリティポーチ、災害時に避難所で一夜を過ごすときにも役立ったので、1つ持っておくと便利だと思います!
また、いくらセキュリティポーチが優秀でも、首絞め強盗などに遭って身ぐるみ剥がされたらどうしようもありません。
何よりもスリ・強盗対策になるのは
- 危険な地域には立ち入らない
- 常に周囲を警戒する
を徹底することだと思っています。
お金も大事だけど、安全第一で海外旅行を楽しみましょう!
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