【張家界観光1日目:天門山】断崖絶壁の絶景とスリリングな体験記

張家界観光の初日は、天門山に行ってきました!

1日目:天門山
2日目:武陵源
3日目:芙蓉鎮

天門山は標高1,500メートルの断崖絶壁のテーブルマウンテン。
山頂からの景色も絶景なのですが、そこに行くまでの「世界最長のロープウェイ」や「999段の階段」など移動自体が体験になっていて、ただの観光地にとどまらない面白さが詰まった場所です。

天門山の見どころ

  • 天門洞(自然の巨大アーチ)
  • 999段の階段
  • 断崖絶壁にある桟道
  • ガラスの空中歩道
  • 世界最長のロープウェイ
  • 世界最長のエスカレーター
    ※山岳トンネルエスカレーターとして最長

見どころを押さえて半日でも周れることができますが、見どころと絶景が多すぎて、丸一日かけて回りました。

この記事では、実際に天門山を訪れた体験をもとに、天門山の見どころ、アクセス方法、予約方法、観光のコツを詳しくご紹介します。

目次

天門山の基本情報

入場料275元(約5,500円)
※子供やシニアは割引あり
営業時間07:30〜19:00
※時期によって異なる
所要時間4〜8時間
住所中国湖南省張家界市永定区天門山
1元=約20円(2025年6月のレート)

天門山へのアクセス

天門山の位置関係

張家界駅・バスターミナルから徒歩15分、張家界空港から車で約15分、張家界西駅から車で約20分。

張家界には「張家界駅」と「張家界西駅」があります。
天門山の近くにあるのは「張家界駅」ですので、間違えないようご注意ください。

3つの観光ルート

天門山へ行くには3通りの方法があり、予約時に選ぶ必要があります。

​【A線】
上り:世界最長ロープウェイ
下り:短ロープウェイ+バス

【B線】
上り:バス+短ロープウェイ
下り:世界最長ロープウェイ

【C線】
上り:バス
下り:バス

C線は世界最長ロープウェイに乗れないので、A線かB線がおすすめ。
観光ルートが逆になるだけで、乗る物や観光スポット、料金は同じです。

私はAのルートで行きました。

A線の観光ルート

  • 世界最長ロープウェイで入山
  • 桟道+ガラスの歩道
  • 世界最長エレベーターで天門洞へ
  • 999段の階段を降りる
  • ロープウェイ+バスで下山

B線だと逆順になるので、999段の階段を登ることになり、そこだけA線より体力が要りそうです。
ただ、別途お金を払えば階段の代わりにエスカレーターで移動することも可能。

チケット購入方法

現地窓口やWechatでも購入できますが、Trip.comの事前購入がおすすめです。

当日の窓口は並ぶ可能性があるのと、上記ルートはA線とB線が人気のため、当日だと売り切れてしまう可能性があります。Trip.comなら日本語で予約でき、日本のクレジットカードで支払い可能。

しかもTrip.comのほうが安いことが多いです!

ルートを選択
日付と入場時間を選択

天門山の観光・見どころ

入場ゲート

天門山観光センター
荷物預かり所

入口周辺には、チケット売り場や、5元〜10元で荷物を預けられるところがありました。

3月の平日8:30に入場。
入場ゲートで1時間以上待ったという情報を見ていたのですが、この日は全然人が並んでいなくて、ロープウェイ乗り場で5分ほど待っただけでした。

ロープウェイで山頂へ

世界最長のロープウェイで30分かけて標高1,500メートルへ。

出発してすぐは市街地が広がる

こんな市街地の真上をロープウェイが通っているなんて。日本ではあり得ないユニークな光景ですよね。

進行方向には天門山が。

どんどん山々に近づいていく
左側に見えるあの穴は…!

これだけでもう一つのアトラクションでした!
市街地から山に向かっていくワクワク感があって、これはA線ならではの楽しみだなぁと思います。

ロープウェイを降りると、観光案内と東線・西線のルート分かれ道がありました。

観光マップやお土産など
観光ガイドもいた
観光パンフレット(日本語はなかった)

私は西線から周ることにしました。

西ルートの桟道

断崖絶壁の桟道!
本当によくこんなところに道を作ったなぁという感じです。

ガラスの歩道も
桟道からの景色

ガラスの空中歩道

靴カバー

ガラスの歩道は有料で5元。
入口にあるこの靴カバーをつけてから入りました。

標高1500メートルからの眺め
真下も見える

汚れていてそこまでクリアではなかったのですが、ここが中国だということもあってスリル満点!結構怖かったです。
迂回ルートもあるので、ここを通りたくない人も大丈夫。東ルートにもガラスの歩道はありました。

ガラスの歩道を通った後は…

鬼谷桟道と呼ばれる場所
奥まった岩の間を歩いたり
絶壁に沿ってひたすら歩きます
振り返るとこんな景色

先ほどのガラスの歩道とは別に、またこんなフォトスポットがありました。

強度とか大丈夫なんだろうか…

西ルートの最後には長めのつり橋がありました。
この時はそんなに人はいなかったのですが、結構揺れて怖かったです。

この吊り橋を渡り切ると西ルートは終わり。
東ルートととの分かれ目にある休憩エリアに到着しました。

お土産屋さんや喫煙所
レストランもありました

東ルートの桟道

林の中を歩く
東ルートの桟道からの景色
渓谷も見えました

東ルートの桟道からの景色も絶景。

あの穴は…!

途中で野生の動物たちにも出会えました。

野生のネコ
野生のリス

一通り歩き終えると、展望台のようなスポットに辿り着きました。

奥に見える展望台まで行く体力はなかった

ここを過ぎたら、バーガーキングなどの飲食店と休憩スペースがありました。

飲食・休憩エリア

朝ロープウェイで山頂に着いてからここまで4時間。
お昼休憩はとっていなくて(小休憩のみ)割とスピーディーに周ったつもりでしたが、それでも半日かかりました。もし隅々まで見ていたらさらに1〜2時間かかりそう。

エスカレーターで天門洞へ

いざ、世界最長と言われるエスカレーターへ!

エスカレーター入口
20分くらいかかった

A線で来た人は下りです。
上がってきているのはB線の人たちです。

エスカレーターを7回くらい下って、いよいよ天門山1番の見どころ「天門洞」に着きました!

この岩の柱はさすがに人工だよね

この道を抜けると、天然の穴は突然現れました。

天門洞

すごい迫力!!
人が写ってないので大きさが分かりづらいと思うのですが、とにかくでかいです。
よく見たら上まで吹き抜けになっていて、これが天然にできたもので、今でも崩れていないことに驚き。

999段の階段を降りる

天門洞から階段で下山します。
階段が怖い場合は、追加料金を払ってエレベーターで下まで降りることも可能です。

999段の階段

思ったより急で、かなり怖かった…!
みんなスイスイ降りていただけど、高所恐怖症のわたしは手すりに捕まりながら一段一段慎重に降りました。
途中で写真撮る余裕なんてなかったくらい。笑

20分近くかけて降りました。
これを登るは体力的にも高所恐怖症的にも難しかったと思うので、A線で周ってよかったです。

下から見た天門洞と階段

降りたところは休憩スペースになっています。
ここにもガラスの床がありました。笑

ロープウェーで下山

ロープウェイで下までおります。
行きに乗ってきた世界最長のロープウェイとは別のものです。

ちなみにここから見える景色はこんな感じ。

全長11kmある99のカーブ

帰りはバスと聞いていたから、この旧カーブの道を走るのかと思っていましたが、この道は通らなくて済みました。車酔いしやすい方、安心してください。バスはロープウェイを降りて入口まで戻るときに数分乗るだけです!

ロープウェイのゲート
ロープウェイ乗り場
行きよりも大きかった
中はこんな感じで14人乗り

行きよりも短くて、7〜8分で到着。

ロープウェイ出口(B線入口)

この後バスに乗り換えて、朝ロープウェイに乗った場所まで戻って終了。
入場したのが朝8:30、戻ってきたのが15:30で、天門山の滞在時間は7時間でした。

天門山、最初から最後まで見どころたくさん、アトラクションたくさんで、まったく飽きませんでした。

中国旅行の中でマイベスト3に入る観光スポット!

時間がない方は、山頂でロープウェイを降りたら東ルートに進み、ガラスの歩道を体験しつつ少しだけ桟道を歩いて、エスカレーターで降りるくらいのルートなら往復4時間以内で戻ってこられるかと思います。
半日だけでも訪れる価値は大いにあると思うので、ぜひ!

翌日は武陵源を観光するため、バスで移動しました、武陵源への行き方はこちら!

芙蓉鎮への行き方はこちら!

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