九寨溝の周り方|観光ルート・見どころ・チケット購入方法まとめ【2025年3月最新版】

九寨溝 - 五彩池

この記事では、九寨溝の見どころ・周り方を紹介します。
九寨溝は見どころがたくさんあって予習が必要なのですが、「多すぎてよくわからない」「人気のスポットを周れたらいい」という方も多いのではないのでしょうか。

そこで、効率よく1日で周れる「おすすめスポットだけを記した」オリジナルマップを作成しました!
調べる時間がない方も、これさえ見れば効率よく回れると思います。

目次

九寨溝のアクセス

九寨溝は、成都から高速鉄道+バスで4時間。
もう一つ有名な「黄龍」とは別の場所で、少し離れたところにあります。

成都からのアクセス方法については、こちらの記事をご覧ください。

九寨溝周辺のマップはこんな感じ。

九寨溝入口から飲食店街まで徒歩10〜15分。
ホテルもたくさんあり、この辺りと九寨溝入口の間にあるホテルを予約すると便利です。

私は飲食店街の近くに泊まったのですが、滞在中ずっと少しの徒歩移動で済んだので楽でした!バス停もあるため、この辺りのホテルが特におすすめ。

私が泊まったホテルについては、こちらの記事でご紹介しています。

ベストシーズン

九寨溝のベストシーズンは夏〜秋。
特に10月の紅葉シーズンが人気です。
この時期は気温が暑すぎず快適で、花や水量が多くなるため見応えがあるようです。

他の季節はやめたほうがいいのかというと、そんなことはないと思います。
私は3月中旬に行きましたが、写真のような透き通った青色の湖が見えましたし、雪景色の山々もとても綺麗でした。

五花海

時期よりも天気のほうが大事な気がします!

この日の気温は0〜20度。
朝晩は冷え込みましたが、日中はダウンを着ていると暑いくらいでした。
脱ぎ着しやすく、持ち運びやすい服装(ダウンなど軽い上着)で行くと良いと思います。

また、ローシーズンに行って良かったなと思ったのが、人の少なさ。

五花海ハイキング
五花海ハイキング

平日だったこともあると思いますが、ビュースポットでもこのくらいの人口密度。
タイミングによっては周りに人がまったくいない状態で写真撮影ができました。

チケット

入場料

日程開園時間入場料
ハイシーズン(4月1日〜11月15日)07:30-18:00280元(約5,740円)
ローシーズン(11月16日〜3月31日)08:30-18:00​160元(約3,280円)
1元=20.5円(2025年3月のレート)

園内バス混みの料金です。
開園時間は変わる可能性があるので、前もってご確認ください。

購入方法

現地の窓口でも購入できますが、Trip.comでの事前購入がおすすめ。
九寨溝は入場制限があり、特にハイシーズンはチケットがなくなる可能性が高いです。

Trip.comなら日本語・日本円で購入でき、当日はパスポートを提示するだけで入場できます!窓口で買うより割高になるとかもありません。

九寨溝で検索
チケットを選択
情報入力して支払いへ

日付を選択し、名前、連絡先、パスポート番号を入力し、支払い画面へ進みます。
日本のクレジットカードで日本円での支払いが可能です。

入場方法

入場ゲート
チケット確認

入場ゲートにいるスタッフにパスポートを渡し、スキャンしてもらって入場完了。
Trip.comでチケット購入時にパスポート番号を入力するので、紐づいているみたいです。

私の場合、9時前に着いて、並んだのは5分くらいでした。

九寨溝の周り方

九寨溝入口

九寨溝はかなり広いです。
1つだけ青い湖があるのではなく、いくつもの湖が点在していて、それぞれに違いがあります。
すべて周り切るのは難しいので、行きたいスポットを決めておくと当日スムーズです。

とはいえ、「多すぎてどこがいいのかわからない」「調べる時間がない」という方も多いと思います。

そこで、おすすめスポットだけを記したマップを作成しました。
有名所だけ行けたらOK!という方は、下記を押さえておけば間違いないです。ちょうど1日で周り切れる範囲です。

九寨溝マップ

これはほとんどの人が行くであろう人気スポット。1日で周りきるにはこのくらいが限界かなと思います。
バスマークがついているところはバス移動、それ以外は徒歩(ハイキング)がおすすめ。

  • Y字右側(箭竹海→珍珠灘)
  • Y字左側(長海→五彩池)
  • 観光センターから入口へ

という順番で、バスで一番上まで行き、入口方面へ戻ってくるように周るのが王道ルート。

一番右上の「原始森林」は見どころではないので、行かなくてもいいと思います。
その手前の「箭竹海」でみんなバスを降りていました。

私が実際に周ったルートでもあります。ローシーズンの3月に行って、9:00に入場、17:00に退場しました。

バス移動について

入場ゲートのバス乗り場

入口から「長海」または「原始森林」行きのバスに乗ります。
バスはひっきりなしに出ていて、来たバスに乗るのですが、そのバスがどちら行きなのかは着くまでわかりません。
行き先の表示などもないので、とりあえず乗り込んでください。笑

どちらのバスに乗っても分岐点である観光センターで乗り換えはできますが、個人的には乗ったバスの最終地点まで行ってしまったほうがいいと思います。乗り換え場所がわかりづらい&朝は観光センターに停まるバスが少ないため、無駄な時間を費やしてしまう可能性があるからです。私自身、この乗り換えで30分くらい時間をロスしました。

各スポットの間もバス移動が可能。
バスは数分間隔で走っているので、来たバスに乗ればOKです。

バスでは中国語のアナウンスしかありません。
運転席後ろのモニターに表示される行き先を見て降りるしかないので、それがちょっと大変でした。

スポット紹介

私が周ったルート順で見どころを紹介します。

箭竹海(Arrow Bamboo Lake)

私が行った時は水量が少なく、川のようになっていました。
本来は青緑色の湖が広がって、周囲の森が反射してとても綺麗な場所のようです。
ちょっと残念でしたが、ここから熊猫海へ歩いていくうちに水量も増えてきて、景色の変化を楽しめました。

熊猫海(Panda Lake)

熊猫海

深みのあるコバルトブルーで、澄み渡った湖面に映る森がとても幻想的。
手前の浅瀬のところは、水の中がはっきり見えるほど透き通っていました。こんなに濃い色なのに、不思議です。
パンダが水を飲みに来る様子がたびたび目撃されたことから「熊猫海」と名づけられたのだとか。

五花海(Five Flower Lake)

五花海

九寨溝で最も人気のある絶景スポット!
この「五花海」が一番透明度が高いと思います。湖底に沈む木や藻類が遠くまでよく見えました。

湖をぐるっと囲むようなハイキングコースが1.5kmあるのですが、絶対に全部歩いたほうがいいです。
場所や日差しなどによって色や見えるものが全然違います。

珍珠滩・珍珠滩瀑布(Pearl Shoal & Waterfall)

幅の広いダイナミックな滝。

長海(Long Lake)

長海

九寨溝で最も高い標高(3,100m)に位置し、最も長く、最も深い湖。
その名の通り、細長い形状をしており、湖の向こうには壮大な山々の景観が広がっています。
3月はまだ凍結していましたが、これはこれで“天空の湖”感があって神秘的でした。

五彩池(Five-Colored Pond)

五彩池

長海から1kmハイキングしたところにあります。
五花海並みの透明度ですが、また違った鮮やかなブルー。自然のものとは思えない彩度を放っていて感動しました。
九寨溝のハイライトの一つです!

老虎海(Tiger Lake)

老虎海

針葉樹林に囲まれた広い湖。
エメラルドブルーのような深い青色をしています。
ここから湖を見ながら歩き進むと、気づいたら樹正群海にたどりついていました。ハイキングに最適です。

樹正群海・樹正瀑布(Shuzheng Lakes & Waterfall)

樹正瀑布

大小40以上の湖が段々に連なるエリア。
すごい迫力があるというわけではないんですが、水は綺麗だし、色々な滝があったりで結構見応えがありました。

個人的に一番よかったのは五花海!

レストラン

九寨溝の分岐点にある観光センター(諾日朗旅遊中心)には、食堂街とお土産屋さんがあります。
カフェもいくつかありました。

フードコートはだいたい30元〜の観光地価格。
街中と比べると倍近く高いですが、それでも600円くらいです。

フードコート
酸辣湯と担々麺

私は長海と原始森林サイド(Y字の両方)に行ってから14時過ぎに来訪。
店仕舞い?を始めているようなお店が多々ありましたが、どこも覗くと声をかけてくれて、ウェルカムな雰囲気でした。

まとめ

以上、九寨溝の周り方でした。

一生に一度は訪れてほしいおすすめの場所です!
秘境ですが、高速鉄道ができてアクセスも良くなったので、四川省に行くことがあればぜひ九寨溝まで足を伸ばしていただきたいです。

九寨溝に行くなら、黄龍も絶対セットで行くべき!こちらの記事で続きをご覧ください。

九寨溝・黄龍の観光にかかった全費用や、旅程(モデルコース)もこちらの記事で公開しています。

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